文字を書くのが楽しくなる「書道」の魅力とは?

習字とは一味違う書道の魅力とは?

書道とは墨を使って文字を表現するアートです。
書道と聞くと小学校などの授業を思い浮かべる人も多いと思いますが、授業で習ったのは習字です。
習字とはお手本を見て、そのお手本通りのきれいな文字を書く練習のことをいいます。

書道も文字の美しさを目指しますが、お手本通りに書くのではなく、自分だけの思いを表現するのが目的です。
ここが習字と書道の違いです。
書道でもお手本を見ながら文字を練習しますが、最終的にはお手本を離れて自分独自の美を追究します。
これが書道の魅力です。

また、精神修養も書道の大きな魅力の一つです。
書道は一人で紙に向かい、静かに墨をすることから始まって、文字を書き終えるまで精神を集中する必要があります。
書道をしている時間は、ほかのことを考えている余裕がありません。
日常生活でイヤなことや辛いことがあっても、書道をしているときは忘れられますし、雑念がなくなってすがすがしい気持ちになれます。
無心になって字を書くことを、心の底の深い部分を癒やす行為でもあるのです。
このため、書道を終えたあとは、気持ちが静まりとても晴れ晴れとした精神状態が訪れます。

また、漢字や平仮名の美しさ、文字からイメージする世界を広げるなど、文字と戯れる楽しみも魅力です。

パソコンが普及して文字を書く機会が減っています。
文字を書くときもボールペンや万年筆など、ペン書きばかりですね。
毛筆で文字を書くという貴重な体験は、改めて文字と向き合い、文字の魅力を体験できる時間でもあります。
実際に書道を体験すると、墨の陰影やカスレ具合など、墨一色の表現なのに無限の表情をみせてくれることに驚かれることでしょう。

また、字をゆっくりとていねいに書く習慣がつくので、実際に字が上手になるというメリットもあります。
特に結婚式の披露宴など筆で記帳をする際や、祝儀袋に表書きや年賀状などに毛筆で美しい文字が書けるようになるのは大きな自信につながります。

書道教室に入会するのがおすすめ!

書道は紙と筆と硯と墨があれば、すぐに始められます。
この4つのアイテムは文房四宝と呼ばれており、文化人の必需品として古くから大切にされてきました。

趣味として一から始めるのであれば、書道教室に入会するのがおすすめです。
最初は書道教室の入会金は2,000円、月謝は5,000円、書道教室が所属している協会が発行する会誌代4,000円、合計で11,000円程度が相場です。
また習っているうちに、展覧会への出品も行うようになります。
このような場合は出品費用が必要ですし、級位や段位を取得する際には検定料も支払わなければいけません。
展覧会の出品費用は3万円程度、検定料は級位や段位によって異なりますが、1万円程度が相場です。